本展では、神田明神所蔵の祭礼図巻や山車人形といった貴重な文化財の展示のほか、神田祭の起源を知る資料や昭和初期の祭りの映像、町会の半纏(はんてん)なども展示し、神田祭を通して浮かび上がる歴史や伝統といった豊かな地域文化を発信します。
神田エリアを拠点にさまざまなコミュニティプロジェクトを行なってきたアーツ千代田 3331にとって、本展の企画開催は「地域と共につくる」文化事業のひとつとも言えます。神田祭が始まる前には3331 がある五軒町(旧外神田六丁目町会)の神輿も館内に展示するなど、町に溢れる神田祭の熱気を肌で感じながら、神田っ子に出会い、連綿と伝わる江戸下町の伝統や文化、街の魅力をさまざまな角度から楽しんで頂ける内容です。

同時開催展示「木下栄三 作品展『神田日和』」

解説

神田明神祭礼図巻の解説
4月27日(土)
「都市と祭礼研究会」による図巻読解!


落語

練成寄席
4月28日(日)
祭にちなんだ「百川」と太神楽を披露。


トーク

なぜアートに祭なのか?
4月28日(日)
祭の日に見えてくる町の文化資源。


解説

映像記録解説・昔の神田祭
4月29日(月・祝)ほか
ディープな祭へタイムスリップ!


解説

神田祭の舞台裏は?
5月3日(金・祝)ほか
もう一歩深く知る・祭のための舞台裏。


町歩き

神田日和・スケッチ町歩き
5月3日(金・祝)
ブラタモリに出演した案内人とスケッチ散歩。


町歩き

神田明神界隈を歩く
5月4日(土・祝)
神田生まれの神田育ち・神田探偵団がご案内。


ワークショップ

祭の山車を紙で作る立版古
4月28日(日)ほか
子どもも楽しめる江戸時代の組み立て遊び。

催事名:アーツ千代田 3331 特別企画展 祭礼図巻にみる江戸の粋「江戸っ子だってねぇ」「神田の祭よっ」
日程:2013年4月27日(土)~2013年5月19日(日)
時間:10:00-19:00(閉場の30分前までの入場可) ※但し、5月12日(日)(神輿宮入)は、20:00 まで
休み:会期中無休
料金:無料
会場:アーツ千代田 3331 1F メインギャラリー

主催・企画:アーツ千代田 3331
後援:一般社団法人千代田区観光協会、神田五軒町々会
企画協力:神田明神、東京大学文化資源学研究室
特別協賛:株式会社精興社
協賛:練成中学校同窓会清風会(練成寄席)
協力:外神田連合各町会、東京藝術大学、金剛流・遠藤勝實、ICHYS GALLERY、都市と祭礼研究会