トーク『なぜアートに祭なのか?』

日時:4月28日(日) 17:00-19:00
出演:木下直之(東京大学教授)/中村政人(東京藝術大学准教授)
場所:コミュニティスペース
料金:¥500
定員:先着/40名まで(申込順)

祭の日に見えてくる町の文化資源。

アーツ千代田 3331というアートセンターで企画された本展について、「なぜ祭にアートなの?」と疑問を持たれた方も少なくないはず。周囲の環境は、様々な文明の発展で姿や形を変えていますが、人々の心に受け継がれている「祭」は、今どのように生き残っているのでしょうか。江戸時代から現代にかけて祭の変容がありましたが、姿を変える前の祭はほとんどが忘れ去れてきました。「祭」と「アート」の関わりを読み解くことで、これから未来に向かう我々の意識を問うことになるでしょう。
文化資源学の分野から鋭く切り込み、祭と今と未来とアートについて、もう一歩突っ込んだ話として議論を交わします。

講師プロフィール

木下直之(きのした・なおゆき) 1954年静岡県生まれ。東京大学教授。専門は美術史・文化資源学。兵庫県立近代美術館などを経て現職。美術、写真、博物館、見世物などを手がかりに19世紀の日本文化を研究している。著書に『美術という見世物』(サントリー学芸賞)『写真画論―写真と絵画の結婚』(重森弘淹写真評論賞)『世の途中から隠されていること』『ハリボテの町』(芸術選奨文部科学大臣賞)『股間若衆』など。

中村政人(なかむら・まさと)アーティスト、東京藝術大学油画科准教授、アーツ千代田 3331統括ディレクター、一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN 代表理事。「美術と社会」「美術と教育」との関わりをテーマに様々なアート・プロジェクトを進める社会派アーティスト。第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2002年)の日本代表。1998年からアーティストイニシアティブコマンドNを主宰。また、地域再生型のサスティナブルアートプロジェクトを多数展開し、2010年3月より民設民営のアートセンター「アーツ千代田 3331」(東京都千代田区/秋葉原)を立ち上げる。平成22年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を芸術振興部門にて受賞。2011年より東日本大震災復興支援「わわプロジェクト」活動開始。

申込み方法 *申込み順にて受付致します

メール:ws2@3331.jp、FAX:03-6803-2442
(1)ご希望参加イベント名(複数回実施の場合は日付も)、(2)お名前、(3)お名前、(4)電話連絡先、(5)Eメール
をお知らせください。

お申し込み締め切りは前日正午まで。*定員に達し次第締め切らせて頂きます。

催事名:アーツ千代田 3331 特別企画展 祭礼図巻にみる江戸の粋「江戸っ子だってねぇ」「神田の祭よっ」
日程:2013年4月27日(土)~2013年5月19日(日)
時間:10:00-19:00(閉場の30分前までの入場可) ※但し、5月12日(日)(神輿宮入)は、20:00 まで
休み:会期中無休
料金:無料
会場:アーツ千代田 3331 1F メインギャラリー

主催・企画:アーツ千代田 3331
後援:一般社団法人千代田区観光協会、神田五軒町々会
企画協力:神田明神、東京大学文化資源学研究室
特別協賛:株式会社精興社
協賛:練成中学校同窓会清風会(練成寄席)
協力:外神田連合各町会、東京藝術大学、金剛流・遠藤勝實、ICHYS GALLERY、都市と祭礼研究会