解説『神田祭の舞台裏は?』

日時:5月3日(金・祝)、19日(日) 14:30-16:00、5月8日(水)19:00-20:30
出演:滝口正哉(文学博士/東京都公文書館専門員)
料金:¥1,000
定員:先着/20名(申込順)

もう一歩深く知る・祭のための舞台裏。

その昔・江戸時代の神田祭では、江戸幕府将軍に披露する附祭や人形山車を引き回す伝統がありました。
文明が発展し、電線が町を縦横無尽に張り巡らされる時代に入り、背の高い人形山車は町を練りあることが出来なくなり、神田祭に主流は町神輿に姿を変えていきます。
しかし、江戸時代から現代でも、祭の舞台裏は常に存在し、無くてはならないものです。
それでは一体誰がどんな役割を果たしていたのか?
今、裏方とはどんな役割があるのか?

御神輿を祀る御仮屋は誰が建てるの?
なぜ"木遣り"はうたわれるの?
どうやって附け祭はディレクションされていたの?
江戸時代は神田祭をするお金はどうやって集まったの?

様々な視点から、現代の神田祭に至る裏側、また現代の神田祭の裏側も分かりやすく紐解きます。ギャラリーで展示されている様々な資料を前に、研究者である滝口氏によるレクチャーです。
三回実施の講座ですが、同内容となります。
ご都合の良い講座を選んで受講ください。

講師プロフィール

滝口正哉(たきぐち・まさや) 早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。千代田区立日比谷図書文化館文化財調査指導員を経て、現在、東京都公文書館専門員。立正大学・駒澤大学非常勤講師。専門は近世都市史・文化史。 著書に『千社札にみる江戸の社会』(同成社)、『江戸の社会と御免富─富くじ・寺社・庶民─』(岩田書院)。論文に「町奉行所同心の犯人探索道中記―在方出役の実態と意義―」(西海賢二編『山岳信仰と村落社会』岩田書院)など。

申込み方法 *申込み順にて受付致します

AFTサイトより申込み:http://artsfield.jp/lecture/

メール:ws2@3331.jp、FAX:03-6803-2442
(1)ご希望参加イベント名(複数回実施の場合は日付も)、(2)お名前、(3)お名前、(4)電話連絡先、(5)Eメール
をお知らせください。

お申し込み締め切りは前日正午まで。*定員に達し次第締め切らせて頂きます。

催事名:アーツ千代田 3331 特別企画展 祭礼図巻にみる江戸の粋「江戸っ子だってねぇ」「神田の祭よっ」
日程:2013年4月27日(土)~2013年5月19日(日)
時間:10:00-19:00(閉場の30分前までの入場可) ※但し、5月12日(日)(神輿宮入)は、20:00 まで
休み:会期中無休
料金:無料
会場:アーツ千代田 3331 1F メインギャラリー

主催・企画:アーツ千代田 3331
後援:一般社団法人千代田区観光協会、神田五軒町々会
企画協力:神田明神、東京大学文化資源学研究室
特別協賛:株式会社精興社
協賛:練成中学校同窓会清風会(練成寄席)
協力:外神田連合各町会、東京藝術大学、金剛流・遠藤勝實、ICHYS GALLERY、都市と祭礼研究会